マリッジブルー!?
Lくんからのプロポーズを喜んで受け入れ、晴れて婚約したわたしたち。
「わたしたち、ついに結婚するのね」なんて感慨に耽るヒマもなく、式場探しが始まりました。実はわたし、ずっとあこがれてる会場があって「自分が結婚するならそこで!」って決めていたんです。
というわけでさっそく、Lくんとその会場が企画するブライダルフェア(会場コーディネートがチェックできたり、実際に出されるお料理が試食できたり、結婚式のイメージを膨らませる絶好の機会です)に行きました。
本番さながらにコーディネートされた会場や展示されたウエディングドレスを間近にすると、改めて「わたしも結婚するんだー」って実感が湧いてきます。
本当は「この会場!」って決めていたけど、「念のため他の会場もチェックしておこうよ」とLくんが言うので、週末ごとにいくつかブライダルフェアへ参加しました。
どの会場も魅力的だったけれど、やっぱり最初から決めていたところ以上の会場はは見あたりませんでしたケド。
わたしたちが選んだのは、緑の芝生が美しい邸宅風の一軒家。
1日2組限定の、貸切ウエディングです。
ガラス張りのバンケットからは庭の芝生が見え、開放感たっぷり。
何よりわたしが気に入ったのは、ふたりの控え室に置かれた、猫足のバスタプです。一度でいいからこんなバスタブにバラの花を浮かべて、ゆっくり浸かってみたかったんですよねぇ。
テンション上がりっ放しのわたしでしたが、その後決めなくちゃいけないことが
たくさんあることを知り、すっかり意気消沈。
ウエディングドレスを選ぶのはまだしも、例えば料理・装花のグレードとか引出物とか会場で流すBGMとか、細かなところもみんな決めなくちゃいけないんですね。もちろん式場へは何度か通って、そのたびに担当者といろいろ打ち合わせることになります。
こうゆう準備も楽しんでやるべきなのでしょうが、そもそも面倒臭がりのわたし。
そのうち「まだ通わなくちゃ行けないのー?」なんて文句を言うようになってしまいました(汗)。
時にはLくんと準備のことで口論することもあり、「なんでこんな思いしてまで、
結婚しなくちゃいけないの!?」なんて思い始めたり。
さらには「わたしのこれからの人生、ホントにこの人に任せちゃっていいの?」と
ネガティブなことまで考え始めたり・・・。
「Lくんとなら!」って自分で決めたはずなのに、マリッジブルーって恐ろしいですねぇ。
と言っても、わたしがネガティブになるたびに彼が支えてくれたので、婚約は破棄せずに済みましたけどね(笑)。