カップリング発表!
【ファイナルカードを記入】
アピールタイム終了後、男性陣はまたもとの待合室に戻る。
そこでファイナルカードという用紙にカップルになってもいいかなぁという人の名前を書く。(第3希望まで記入できた)
話すことに一生懸命でほかのことを何も考えていなかった・・・。
パーティー自体はスムーズに進むので、ある程度流れを把握して心の準備をしていないとこんな目にあう。ほかの男性陣はささっと書いてスタッフに提出。
よく考えればわかりきったことだが年上が多くて、年下好きの自分としては微妙だった。申し込み時に妥協して参加パーティーを決めてしまったのは正直よくなかったと後悔。ファイナルカードは3人まで名前が書けるが、28歳の女性のみの名前を書くことに。
【カップリング】
集計が終わるとカップリング発表。
もしカップリングが成立したら、女性の席に再度案内される。
そこで連絡先の交換などができるらしい。男性陣は皆静かにその時を待っていた。
女性スタッフがはいってきて
「それでは順番にお呼びしますので、呼ばれた方からご案内します。2番の方」
2番?これはいったいなんの順番なんだ。
「1番の方」
続けて、「5番の方」
・・・。
「6番の方」
おいおい。
しばらくしてから「4番の方」
・・・・。
一人取り残される。
「最後に3番の方」
荷物もって部屋から出る。そこで申し訳なさそうに男性スタッフが
「○○さま、多くの方からご指名頂いていたんですが、
今回は残念ですが、ご期待に添えない結果となってしまいました。」
うっ・・・
なんなんだ、この告白していないのにフラれた感じは・・・。
「あぁ・・そうですか。残念です」
気のきいた返しはできなかった、俺を誰が責められよう。
まぁそんなかんじでご指名をいただいていたという慰め文句の中、婚活初体験は幕を閉じた。そのあとは、エレベーターまでスタッフの人が送ってくれた。
パーティー終了後は帰宅まで、他の参加者には帰りがけに合うことはなかった。
これはカップルになれない人が他の参加者と合って気まずい思いをしないように、
帰る順番は配慮しているのだろう。