肉食系女子はまさに「肉を食べる」
冗談に聞こえるかもしれないけれど、肉食系女子は実際に「お肉が好き」な人が多いんですよ。もちろん、好き嫌いはあるでしょう。
肉を食べると力がついた気がするものです。焼き肉を食べてるカップルは「もうつきあってる」証拠だとよく言われます。またうなぎに代表される食べ物は「精力がつく」と言われます。だから肉食系女子といえば、「いろいろスゴそう」というちょっとセクシー路線のイメージもつきまとうのでしょう。
肉が好きな人が多い、とは書きましたが、肉食系女子は実は「バランス良くきちんと食べる」ことが得意です。肉だけでなく、野菜も、果物も、穀物もとる。そして「食べたいものを食べる」という特徴があります。
これは本当は人間の生理にかなっていることです。肉が食べたいと思っているときというのは疲れているときや、パワーをつけたいときです。体がそういうものを求めているわけです。みずみずしい果物が欲しくなるときは、体調が悪かったり、喉が痛いときなどです。しばらく暴飲暴食をつづけていると、蒸しただけの野菜とか煮物とかが食べたくなります。体の要求に素直に耳をかたむけて、食べ物を選ぶことができるというわけです。
婚活中に、相手の女性がガンガン肉を食べているのをみてビビった、という男性の話を聞いたことがあります。なんだか彼女がドドドっと襲ってくるみたいで怖くなったらしいのです。まさに肉食系女子ですね。でも、彼女は単純に「さぁ今日はこれからパワーつけたいから肉を食べよう」と思っただけで、それと男性を襲う(笑)という思考回路はつながっていなかったはずです。これは男性の側の勝手な妄想ですね。
食べるという行為は生命力につながっています。生きて行くうえで食べることはとても重要なことです。この部分で体の要求に素直になれるのはいいことではないでしょうか。
実際に彼女たちは普段からパワフルに動き、努力を惜しまず、自分の目標にむかって頑張っているのです。ですから体も疲れるし、力をつける食べ物を欲しくなります。結果的に肉食系女子は実際に「肉を食べるのが好き」ということになるのでしょう。
木にぶらさがって日がな一日、眠りこけているナマケモノという動物は腕をのばして周囲にある葉っぱしか食べないそうです。自分から動かない動物は、肉を食べる必要がないということでしょうか。草食系男子という言葉から、ついナマケモノを想像してしまいます(笑)