2度目の婚活パーティー体験｜くじけそう（涙）
婚活パーティーでカップルになったAさんとは、毎日メール交換しつつ１週間に１度は食事に出かけたり、ドライブに連れて行ってもらったりしていました。
相変わらずAさんは優しくて、わたしは会う度に彼のことを好きになります。
仕事の愚痴も「大変だね」と労りながら聞いてくれるし、時には控えめながらも的確なアドバイスをしてくれるし、雑学にも詳しくて思わず「へえ」と感心することを教えてくれるし、スマートなところにも惹かれます。
でも、初めて会ってから３カ月経っても、わたしたちの関係性はよく分からないままでした。
彼の携帯は相変わらずたびたび振動するし、彼はわたしが席を立つたびにメールをチェックしているし、時々返信もしているようです。
実はわたし、彼とのことを親友のMちゃんに相談していました。
彼女は言います、「もっと好きになっちゃう前に、はっきり相手に確認しておいた方がいいよ」。
わたしも彼女の意見に賛成です。
が、いざ本人を目の前にすると、どうしても怖くて訊くことができません。
「え、友達でしょ？」なんて軽く言われた日には、しばらく立ち直れなくなりそう・・・。
でも、この先何カ月も同じ状態が続くのも、それはそれで耐えられそうにありません。
くじけそうになる心を奮い立たせ、待ち合わせた今回。
最初に携帯電話が振動した後、彼に訊ねてみようと心に決めました。
そしてその機会は間もなくやってきました。
いつもの居酒屋で、いつものたこわさをつまんでいる時。
「前から気になっていたんだけど」。
わたしの言葉に、一瞬携帯に向いた彼の視線が戻ってきました。
「わたしの他にも連絡を取り合ったり定期的に会ったりしてる人がいるの？」。
ドキドキしながら彼の言葉を待つわたし。
しばらくの沈黙の後、彼は言いました、「まあね」。
その言葉を聞き、顔面蒼白になるわたし・・・。
そして彼は慌てて付け加えました。
「もちろん君のことは好きだけど、僕はいろんな人と付き合ってその上で結婚相手を選びたいんだ。だから君もそうしてくれてかまわないよ」と。
Aさんと知り合ってから、他の人とはまったく連絡を取り合っていなかったわたし。
だから彼の言葉はかなりショックでした。
結局わたしは、複数の中のひとりだったようです。
その後も彼は「でも最終的に君を選ぶかもしれないし（だから関係はこのまま続けよう）」と言いながらわたしを引き止めましたが、そんなの受け入れられるはずありません。
Aさんの一件で、婚活に自信をなくしてしまったわたし。
本当に、幸せな結婚なんてできるんでしょうか・・・。
