みんな苦労してるのね・・・
彼の両親に初対面した時のことを、先日親友のYちゃんとSちゃんに話しました。ちなみにふたりともすでに結婚していて、それぞれお姑さんとは少なからず問題があるようです。
例えばYちゃんのお姑さんは、典型的な「子離れできていない親」。彼女は毎日のように、旦那さんの携帯に電話をかけてくるそうです。そして旦那さんが電話に出ないと自宅の電話にかけてくるそうで、Yちゃんへのあいさつはそこそこに「○○(旦那さん)出して」と命令口調で言うんだそうです。
さすがに遠くに住んでいるので頻繁に会うことはないそうですが(だからこそ毎日のように電話をかけてくるのでしょうが)、Yちゃん曰く「これで近くに住んでたら、確実に毎日来るね」。ちなみに電話の内容は、「ちゃんとYさんはごはん作ってくれてる?」とか「体調管理はしっかりできてる?」とか、旦那さんの心配ばかりだそうです。旦那さんは「遠くに住んでるんだから、電話くらい許してやってよ」なんてお義理母さんの肩を持ってるそうで、Yちゃんからするとそれも許せないんだとか。
お嫁さんとお姑さんに挟まれた旦那さんも、ある意味かわいそうですよね。でも「そんなのまだかわいいもんよ」と言うのが、お姑さんが近くに住んでいるSちゃん。
Sちゃんには3歳になる男の子がいますが、とにかく孫がかわいくて仕方がないお姑さん。毎日のようにお土産(孫の好きなお菓子屋オモチャなど)を持って様子を見にくるそうです。しかもお姑さん、孫にはかなり甘いようで最近は息子もそのことが分かっているらしく、なんでもかんでもおばあちゃんにねだるんだそう。
「ほしい物がすぐ手に入る」という環境は「我慢を知らない子ども」に育ててしまうことになります。それは教育的にも良くないと思うSちゃんですが、なかなかそのことをお姑さんには言えないようで・・・。最近は息子の教育方針にまで口を出すようになり、やんわりと反論しても「わたしは一度子どもを育てているんだから、わたしの方が正しいのよ」とねじ伏せられてしまうのだそうです。Sちゃんも旦那さんに相談しましたが、「そんなの適当に聞き流しとけばいいんだよ」と言って取り合ってくれないそうです。
そんなふたりの口ぐせは「まったく、頼りにならない旦那なんだから」。そもそも頼りになる旦那さんなら、嫁・姑問題なんて起こらないですもんね。ふたりとも幸せそうだけど、それなりに大変なんだなぁ。結婚すると、独身の時は分からなかった苦労も増えるんですね。