あるある女子シリーズ◆No8.「気分はまだ20代」女子
アラフォー女子には耳がいた〜い話しをしなくちゃならないようよ。ここ数年、美魔女、なんていう言葉が流行ったせいか、すごく多いのが「アラフォーなのに」今だに20代女子の気分っていう女性。中には10代みたいな格好を平気でしている人もいるけど、芸能人ぐらいよ、許されるのは!
私もアラフォーだから、あんまりキツイ事を言いたくないんだけど、知り合いのF子。38歳で未婚。秘書室勤務だけあって見た目もなかなか美人系だし、パキパキ仕事して頭の悪い人じゃないのよ。ところがこの彼女が婚活となるとまるっきりダメなのよ。仕事に出ているまんまで婚活パーティーに参加したら、その年齢でもグっとくる男性がたくさんいそうなのに、どうしてか「張り切っちゃう」のよねぇ。
「ねえアンジェ、私って若く見えるし、実際に会社でも年下の男性社員に美魔女タイプですよねって言われてるのよ。それなのに婚活パーティー出るとモテないのよ。参加しているパーティーがよくないんじゃないかと思うの、良さそうなの教えて」
こう言われた時に「むぅぅぅ」と思ったわよ。友達としてこれはもうハッキリ言うしかない。それはパーティー選びが問題じゃなくて、「あなたのその勘違いファッションと勘違い行動が原因なの!」ってね。
アラフォーなのに「コレはマズイ」注意ポイント5つ
- 20代ファッションは痛すぎる!
- 10年前のメイクは辛すぎる!
- その言葉遣い古すぎて怖い!
- 勘違いが多すぎる!
- 若い事に価値観があると思い込んでいる!
彼女はね、この全てを網羅している「完全勘違い・気分は20代女子」の典型よ。だからイチから鍛え直すしかなかったの。
まず服装ね。婚活パーティーのファッションといえばワンピースが定番。でもF子ときたら、10代から20代半ばぐらいをターゲットにしているショップでワンピースを購入するわけ。
膝上丈のミニっていうのも既にどうかと思うのにフレアータイプで下からもう1枚色違いのヒラヒラがついているわけ、白いレースの襟元は詰まっていて、それにピンク色にハートのチャームがジャラジャラついているバッグを持っているんだもの……。
アラフォー女子のテッパンファッションとは?
ベーシックなデザインで品質の良いものを選ぶのが基本。ワンピースなら適度なゆとりがあって、膝上ぎりぎりぐらいがベスト。ヒラヒラ・フリフリは厳禁よ!
それからF子だけど、アクセサリーもつけすぎだったの。何を血迷ったか流行だからって派手なイヤーカフつけて……。そんなF子が言うところの「最新流行」のスタイルに、「古くさい」メイクなもんだから余計にギャップが目立っちゃうのよ。
確かにシャネルの真っ赤なリップは戻ってきてるけど、婚活パーティーには向いていないでしょ?しかもマスカラは青!カラーマスカラは若くて元気な子ならともかく、アラフォー女性には厳しいだけ。髪型もクルクル巻きすぎだし。
見た目も「おやおや……」といったところなのに、彼女ときたらなぜか婚活パーティーに行くと言葉遣いまでトーンがアップしちゃうみたいなの。秘書として働いているときはとても丁寧で美しい言葉遣いをしているのに、どうしてあんなに激変しちゃうのかしら。さすがの私もアドバイスがありすぎて、疲れちゃったわよ。
語尾をあげる&古くさい言葉遣いはNG!
「うそ〜、やだ〜」なんていうあいづち自体NGなわけだけど、例えばフリータイムに声をかけてきてくれた男性と話が盛り上がるじゃない?そうすると嬉しくなっちゃうのかハメはずしちゃうのね。
- 「マジで?」……コレ、最悪。まず婚活の初対面同士の言葉遣いとしてもNG。
- 「あっ、それってウザいよね〜」……ウザい、は使っちゃウザい!
- 「かなり(あげる↑)イケてるかも〜」……かなり、で語尾をあげる言い方は古いのよ。そこにイケてるをつけちゃ、おしまいだわ……。
- 「私って、そういう人なのよね〜」……コレは言い回しね「私って○○な人なの」というフレーズは反感を買いやすいのよ。
- 「ジーパンもはくのよ」……ジーンズ、が正解です。こういうちょっとした言葉に年齢が出るのよ……。
- 「バーゲンは行かないわぁ」……同じく。バーゲンっておばさんっぽいわけ。セールよね。大安売りとかまさかの出血大サービスなんて言葉は論外よ。
まあまあ、彼女の体験談を聞きながら修正していったけど、途中でうんざりしたぐらいよ。婚活パーティーは会話が重要なのに、そもそもの言葉遣いでマイナスポイント貰うようでは、うまくいくわけがないもの。
婚活パーティーで男性にモテる会話術なら小悪魔女子を見習うのが一番いいかもね。(参考: 小悪魔女子に見習う「男心をつかむ会話術」)
何より怖いのが「勘違い」
でもね。一番怖いのは、F子の勘違いよ。ファッションにせよ、言葉遣いにせよ、彼女はそれが「若く見える秘訣」と勘違いしているわけ。
「若く見せたい」=「若い子がモテる」は大きな勘違い!
最初から自分の年齢を否定して、積み重ねてきた経験や歳月そのものを嫌うところがF子の最も大きな間違いなのよ。若い子がモテるというのも、確かに一理はあるわよ。でも若い子なら誰でもモテるわけではないでしょう。何より、既に自分が「若い子」ではないという事を認識しないと!
美魔女って言葉のせいで、それこそ勘違いされているけど、アラフォーならではの美しさってあるでしょう?それは若く見えるから美人という事ではないはず。その年代なりの美しさ、内面から出てくるもの、経験から持っているもの、蓄積された「美」こそ、アラフォー女性が武器にするべきものなのよ。
さて、その後のF子なんだけどね。 「だまされたと思って一度でいいから婚活パーティーで、秘書室にいて役員と対応しているときと同じように振る舞ってごらん」こう言ったの。彼女、ちょっとムっとしてたっけ(笑)若く見える事に命をかけている彼女からすると、全否定だものね。
それでも次の婚活パーティーには(私がファッションチェックしたのよ!)
- ベージュのワンピース
- パールに貴石の入った細めの長いネックレス
- 同じパールと貴石の小さめのピアス
- 黒のエナメルの小さめのバッグ
- 黒のエナメルのパンプス
- 髪の毛はかるくアイロンで巻いてからゆるくまとめてトップにボリューム感を出す
- ネイルはサーモンピンク
彼女、顔色が映えないとか、足が自慢なのにミニじゃないとかブツブツ言ってたけど、とにかくそれで行け!と厳命。そして「秘書として話すトーンのままで」「上司の話を聞くように熱心に聞き上手になってあげる」ことを守るようによーーーく言ったわ。
そうしたら、どうなったと思う? その時に参加したのは30代・40代中心というシャンクレールのラウンジで開催される婚活パーティーだったんだけど、なんと5つ年下の商社マンとカップリングに成功よ!
このカレ、この前初めてお会いしたんだけどね、「出張が多い仕事だけど、彼女なら安心して家庭も任せられると思って。秘書としてトップ男性と普段からつき合っているだけあって、すごく気配りもあって最高の女性です」なんて言うんで、思わず前の彼女を知っている私はププっと笑い出しそうになったわ。
でも、それが本当の彼女の姿。それなのに、若さだけに価値観を見出して、あんな「イタイ」格好と振舞で大損していたわけ。さぁ、まだあなたも「気分は20代のまま」かしら?アラフォー婚活にはアラフォーならではの良さをアピールしていかないとね。年齢を重ねた美しさや男性の心をつかむ「大人の女性のゆとり」をもっと大切にしてこそ、本当の意味での「美魔女」なのよ!
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