婚活パーティー開始！男性の印象は？
アップにした髪とナチュラルメイク、クリーム色のシフォンドレスで女性らしさを強調したわたしは、多少緊張しながらもいざホワイトキーのパーティー会場へ。合コンは常に友達と一緒だったし、こうしたパーティーへひとりで参加するのは今回が初めてだったけど、わたしと同じような状況の人が多かったのでひと安心。
それだけ他の参加者も真剣な出会いを求めてる人が多いってことなのかも。受付で料金を支払った後、パーティーが始まるまでの間にプロフィールシートを記入。
そこには名前や年齢・血液型・職業はもちろん、持ってる資格や特技・好きなテレビ番組、行きたいデートスポットや最近気になるモノなどいろんな質問項目が。
確かに、これだけ話のネタがあると考えると初対面の人ともスムーズに会話できるなぁ、と考えているうちにこれから始まるパーティーへの期待も高まって来た感じ。そしてシートを書き終わった頃、ついに自己紹介タイムがスタート。まずは目の前の男性とプロフィールカードを交換しながら、簡単な自己紹介。
「初めまして、ヤマダです。電器メーカーで営業してます。さゆりさんのドレス、とってもステキですね。」 |
「実はアパレル会社に勤めていて、自分で扱っている商品なんですよ」 |
「へ〜すごいですね。実は僕もファッションにすごく興味があるんです。最近の流行アイテムなんかあれば教えてください！」 |
こうゆうパーティーに慣れてるのか、自己紹介の仕方もとってもスムーズ。しかもわたしが答えやすいような話をあえて振ってくれたりして、すごく話しやすい。
さすが営業だけあって人とのコミュニケーション能力に長けてるなぁ。
第一印象はとてもよかったけれど、話を進めているうちに少し違和感を感じてしまいました。「趣味は映画鑑賞ですか？ちなみに僕は映画よりもスポーツ観戦が好きなんです、野球とかサッカーとか。テレビで観るのもいいけど、やっぱり試合はスタジアムで観るに限りますね。あの臨場感と高揚感はたまらないですよ〜」
目を輝かせながら話す彼には申し訳ないけれど、実はわたしスポーツにはまったく興味なし。どちらかと言うと野球中継で熱くなってる男子を、冷めた目で見るタイプ・・・。「じゃ、彼女ができたら一緒にスポーツ観戦したいですか？」と訊くと、彼は「もちろん！」と即答。
「もし彼と付き合っても、趣味が合わないしうまくはいかないだろうなぁ」と悟ったわたしは、その時点で彼に対する興味もゼロに。たとえ第一印象は良くても、話していくうちに「ちょっと違うかも」なんて思うのは良くあること。とりあえず一番目だし、気を取り直して次の人と話してみよう。
