肉食系女子は戦う事を恐れない。
普段から肉食系女子は、戦うことに恐れを抱いていません。これは別に男女の関係だけでなく、相手が間違ったことをしたときや、意見を言うべき場面では、堂々と相手と渡り合います。正しいことに対して敏感なこと、正義や誠実といった言葉に案外と忠実なのが真正肉食系女子なのです。
ところで私は草食系男子に対しても「真正」という言葉を使いました。このごろは草食系男子のフリをするエセ草食系男子や、肉食系女子っぽい振る舞いをわざとする女子もいるみたいなのです。真正、とはまさしく、ただしく「肉食系女子」そのものということです。これまでの言葉でいえば、積極的で堂々としていてせっかちだけど、主役級の地位をとれる女子ということですね。
こういった女子は、攻撃的とも言えます。ただ、攻撃的というのは相手を意味なく破滅させるような「暴力的な攻撃」を意味しているのではありません。婚活の場面でいえば、男子にアプローチをかけるということは「アタックする」ということになるでしょう。このアタックが、攻撃です。攻撃して撃破して、相手の懐に入るということです。
自ら相手の懐に飛び込む強さを持っている
つまり、相手の男性が向こうから女子のほうへと「さぁボクのところへおいで!」と攻撃をかけてこなかったとしても、自分から勇気をもって攻め入る姿勢を持っているということですね。
肉食系女子といっても、さまざまなタイプがいます。ついている仕事もいろいろでしょう。アタックの感覚が鋭い女性は、営業などでも好成績をあげます。会社でキャリアを積む女性にも肉食系女子が多いのもうなずけます。
こうしたキャリアのある女性の賢さは、肉食系であることを充分に承知しつつ、仕事や必要な場面ではそれを抑えることができる能力を持っているということです。冷静に自分自身を客観視して、嫌な相手に対しても頭をさげたり、必要とあれば理不尽なことも受け入れる柔軟性があります。
肉食系女子だからといって、ガチガチの攻撃的な気質というわけではないのです。えてして、ほんとうに攻撃のパワーが強い人はそれを制御しつつ、ここぞというタイミングをはずさずに一撃を加えることができるということです。こうした女性は、「どう見ても肉食系女子で攻撃的だけど、すごく優しいところもある人」というような周囲の好評価を得ていることが多いようです。
客観視できることで、婚活パーティーでも上手に攻撃を仕掛ける事ができます。物腰柔らかい優しい雰囲気を出しながらも、攻めるときは攻めるというメリハリをつけることができますから、肉食っぽさを隠しながらも獲物をゲットできるというわけです。