自己主張が強めの肉食系女子。
好みの男性がいたら、「私はこんな人ですよ」とアピールしないと婚活はなかなかうまくいきません。また、良さそうな相手とデートすることができても、「私はこういう相手と、こんな結婚生活を送りたい」ということをうまく伝えていかないと現実的な結婚のゴールが見えてきません。
自分の気持ちや意見を上手に主張できるかどうか、はとても大事なことです。特に男女の関係では、それを「おしつける」のでもなく、なんでも「受け入れてしまう」のではなく、お互いにバランスよく意見の応酬をしたいものです。
肉食系女子は、自分の意見を主張することに長けていることが多いようです。これは要するに「自分が何を思っているか」ということをきちんと把握できているということでしょう。
時には周りと合わせる事も重要である
ところが、お見合いパーティなどでたまに見受けられるのですが、相手の男性やあるいは周囲にいた女性が口にしたちょっとした意見に対して、ここぞとばかりに自分の主張を訴える肉食系の女子がいます。こうなると、相手が「ウン、あなたが正しい」と屈服するまでガンガンと責め続け、主張を訴え続けるところが肉食系女子にはありがちなのです。
自分の意見を自分の気持ちとして主張できることと、主張したことを周囲に認めさせる、というのには少し違いがあります。もちろん主張したことが周囲を納得させるのがもっとも良いだろうとは思いますが、必ずしも人の意見というのは「これが絶対に正しい」とは言い切れない、グレーゾーンというものがあるものです。だから、時には周囲の男性が辟易したり、唖然として「ついていけない」などと誤解を招く結果になってしまうことがあります。
特にカップリングパーティなどでは、自分を主張する以上に「場の和」を大切にする姿勢が周囲から好感を持たれるようです。これは日本人的な部分でもありますが、やはり、ある程度は「人にあわせる」ことも大事なのかもしれません。外国であれば、主張するということは当然必要とされる「大人の技術」であり、主張できない人は「こども」であり、社会人として認められないところもあります。
ただ、婚活など男女の場面で、それが日本人的なパーティやお見合いの場面では、時に「主張をひっこめる」ことも必要なのかもしれません。