肉食系女子は即決即断する
迷いがない、というのも肉食系女子的ですね。だいたい、お見合いパーティーなんかで(あの人どうかな)(この人良さそうだけど自分のことはどう思ってるのだろう)などとウジウジと行動もせずに周囲を観察しているのは、意外と男性のほうが多いんですよ。
肉食系女子は、即決即断です。買い物なんかでも、あまり迷いません。まぁ洋服を選ぶのと、婚活パーティーで夫となるべく人を選ぶのにはだいぶ違いがありますが、肉食系女子にとっては、どちらも実は大差ないのかもしれません。
なぜなら、彼女たちは「選ぶ」基準を明確に持っているからです。また、基準があいまいなときにも、自身の「カン」「直感」を信じてもいます。自分の判断に自信があるわけです。
すっぱりあきらめる潔さも大切
それでも、婚活の難しさは「良い人だからといって、良い関係を持てるとは限らない」というところにあります。素晴らしい条件の、素晴らしいお相手がいたとしても、「相性」というのはまったく別問題だったりするからですね。どんなに良い人でも、自分との相性がいいかどうかは、「良い人だから」「好みのタイプだから」というだけではおさまらないものがあるのです。
そこが、人間の持つ神秘、男女の出会いの妙、というものなのかもしれません。
それこそ、世の中には絶対に自分とはあわない「生理的に苦手な人」というのがいるものです。別にこれといった理由がないのに、どうしても嫌な相手というのは学生時代をとおしてもひとりぐらいはいませんでしたか?
こうしたことにも、肉食系女子なら「しょうがないわ、生理的にあわないから」とあっさり切り捨て、次に向かいます。「もしかしたら、私自身が変化して、こういうタイプとうまくいくかも」などというような、まどろっこしい希望的観測はあまり持ちません。
ダメそう、ということは「ダメ」ということです。それなら、いつまでも無駄な時間を費やしたりはしません。お見合いパーティーでも、一瞬一瞬を判断材料とかんがえ、瞬時に「合う」「合わない」を見極めます。その瞬時の判断も、もちろん間違うこともあるでしょう。「あの時のあの人、実は自分にとって良い相手だったかも」とチラリと脳裡をかすめることはあるかもしれません。
でもそれで「しまった」と長々と悔いたり、「あのときああすればよかった」と悩みつづけたりはしないようです。あっさりとしている、というよりかは、過去をひきずらないというほうが肉食系女子にあてはまる言葉かもしれません。